平成31年第2回日野町議会定例会一般質問通告表

平成31年第2回日野町議会定例会一般質問通告表

松尾信孝

合銀根雨駅前ATM廃止問題への対応に見る﨏田町長の政治姿勢を問う

合銀根雨駅前ATMの廃止については、昨年8月に通知を受けて以来何ら対策も取られないで問題が放置されていた。

この問題への対処で露呈された﨏田町長の政治姿勢は、今後の日野町の停滞を招きかねないと、深く危惧するところである。

就任以来一年が経過した今、これまでの公約の実現状況と施策を検証し、改めて﨏田町長の政治姿勢を問うとともに、日野町政の今後の展望を探る。

  1. 合銀根雨駅前ATM廃止に関して
    • 廃止の通知を受けてから今日までの経過と現状を説明されたい。
  2. 公約について、具体的にいくつかの公約の取り組みの現状について伺います。
    • 町民と対話をしながら政策に取り組むといわれたが、昨年春以降どのように取り組んで来られたか。
    • 農業用水路の維持管理の少人化の達成状況は如何に。
    • 6次産業の実現のため、日野町独自の産業資源開発の現状は。
    • 実現できなかったり、又は実現道半ばの公約は、何が原因でそうであると思われるか。
    • 就任後一年が経過した。日野町長としてこの一年間の仕事をどう自己評価しているか。
  3. 副町長人選に関して
    • 必要と言明された副町長が未だ不在の現執行部体制について、問題の有無の認識とどの程度の危機感を抱いているのか。
    • 人選の現状、見通しについて、問題点や課題も含め、町民の皆さんもよくわかるように説明願いたい。

中原信男

昨年の豪雨で堆積した日野川の土砂の撤去について

この質問は、私が昨年9月定例会において7月の集中豪雨がもたらした日野川の状況を踏まえ堆積土をそのまま放置しておけば、次の豪雨の時、重大な河川災害が起きる恐れがあると質問し、早急に県へ対応していただくよう求めた事に対し、町長は、その時の答弁で県へ要望していますと答えられました。

  1. 昨年から今年の初めにかけ、一部土砂の撤去工事は行われたが、まだ大部分がそのままになっています。土砂撤去に関する県との協議は今、どのように進んでいるのか伺います。
  2. 改めて、撤去工事箇所は、新黒坂橋上流、小川尻川合流点と、根雨板井原川合流点の三か所との認識でよろしいですか。
森林環境譲与税について

新年度より、森林環境譲与税が、町の財源として入ってきます。今年度は、1,170万円予算計上されていますが、このお金を森林振興の推進のため有効に活用する必要があります。

  1. 森林環境譲与税を、具体的にどう活用していくのかお聞きします。

松本利秋

施政方針とまちづくりについて

﨏田町長就任1年目、3月定例議会での施政方針をお聴きしましたところ、

  1. 日野町に住んで良かったと思えるまちづくり、
  2. 将来を担っていく子供たちに誇りを持って引き継げるまちづくり、
  3. 防災・減災対策

を公約としておられます。

これを実現するために、

  • 保健・医療・福祉の充実
  •    
  • 地域資源を活かした産業の振興
  • 教育・子育ての充実

を挙げられ、人口減少を緩やかにする取り組みを第一に考えておられるように見て取れます。

  1. 前年の施政方針では、一番に「日野町に暮らしている人の幸せを最優先に考える」と申されましたが、今回の施政方針にはありません。また、日野病院、介護施設等についても方針の中にありません。これをどのように考えておられますか。
  2. 本町は、小規模兼業農林家が74%を占めており、農地の維持を図るためには、日野町農林振興公社の充実発展が大切であると考えます。高齢化を見据えた施策が必要ではありませんか。
  3. 新規で中菅に、ヘリコプター基地と備蓄倉庫の整備を計画されましたが、これの防災計画をお聞かせください。
  4. 過疎化と少子高齢化の進む本町。将来を展望した総合計画の策定と実施が、﨏田町政を推進される上からも必要不可欠であると思います。どのように考えておられますか。

中原明

施政方針と新年度当初予算について

町長、就任後一年が過ぎ、いろいろの事を体験され学ばれたと思いますが、「変わらず生き残るためには、変わらなくてはならない」継続と変革、何を貫き、何を変わるか、二つの指針を両立する事が肝要だといわれます。

「新しい酒は、新しい革袋に盛れ」の理念で新鮮味のある政策を望みますが、30年度の一般質問に検討しますと答弁が多々ありましたがその成果はどうでしたか。

  1. 庁内機構改革の取組みについて
    • 課の統廃合、職名、課の補佐体制、町民要望等に機動的に対応できるよう検討はされましたか。
    • 事務事業の評価目標として計画、実施、評価、改善の行政評価システム導入の検討状況はどうですか。
  2. 財政状況について
    • 基金の残高は。
    • 地方債、償還見込額は。
    • 過疎債当該年度末現在高、20億1149万9000円、有利な財源とはいえ、財政危機にならないか。
  3. 林業関係について
  4.  
    • 林地台帳整備の進捗について
    • 森林経営計画作成の進捗について
    • 林業経営の集積・集約の経営管理の仕組みを検討すると言われましたがどうですか。
    • 森林環境譲与税の活用方針はどうですか。

山形克彦

地域資源の有効活用と雇用の創出について

中海テレビの正月番組「新春首長に聞く」という番組で、町長は新年度に向けて町政等の施策について抱負を語られていました。

その中で移住・定住を進める上での大きな要素になっているのは仕事が「ありかなしか」それによって日野町に「住むか住まないか」大きな判断材料になる、企業誘致も難しい状況にあり、地域資源を活かした「仕事づくり」はして行かなければならないと、その重要性について述べられていましたが、それらの具体的な事業の取り組みや考え方についてお尋ねします。

  1. 農業は地域の特色づける作物を見つけ定着させたい、米ともち米は付加価値を高める加工のようなものをさらに深めていく取り組みがあるとのことですが、何れも具体的にどのような方策をお考えですか。
  2. 山の資源が手つかずの状況にあり、これをお金に変えて行くこういう仕事もあるとのことですが、具体的に何をすればお金に変えられますか、次に、山林作業を担うのは、森林組合などの施業者が行っていますが、それに従事する人材を確保することが重要な課題と考えますが、この点については如何お考えですか、また、間伐材の新たな活用方法等について検討や研究はされていますか。
  3. 観光業には、まだまだ開拓できる潜在的な雇用の場があると思える、そこを開拓していくことが第1と思っているとのことですが、具体的に潜在的な雇用の場はありますか、また、それを「仕事づくり」にどう結び付けられるお考えですか。

安達幸博

施政方針から読み解くまちづくりのポイント

町長は、31年度の予算の主な施策について、「保健、医療、福祉の充実」、「地域資源を活かした産業振興」、「教育・子育ての充実」の3つの公約と昨年の自然災害を大きな教訓として、「防災・減災対策の充実」、「移住・定住の推進」を重要な課題として、人と人とのつながりを大切にし、生きがいや安心を感じることができるまちづくりや暮らしている人たちが住んで良かった思える町、将来を担う子供たちに誇りを持って引き継げる町づくりを進めていくために取り組んだ。と述べられました。

事業内容を深くお聞きしながら併せて事業の提案をいたします。

  1. 3つの公約と2つの重要課題に取り組み、町づくりを推進されますが、改めて本町の現状も含め町長のご見解を伺います。
  2. 「保健、医療、福祉の充実」において、高齢者専用住宅が必要と思うが町長の考えを伺います。
  3. 「地域資源を活かした産業振興」では雇用創出、拡大策が示されていないように思う。町長の決意と見解を伺います。
  4. 「防災・減災対策の充実」では、昨年2度にわたり根雨水路の氾濫がありました。この対策についても予算措置がなされていません。課題解決に向けての町長の決意をお聞かせください。

竹永明文

町長就任1年がたち、当選以来、町内をくまなく回り町民の意見を聞いて政策立案し、町づくりを目指したいと言われました。

31年度町長施政方針で住んでよかったと思える町、将来を担う子どもたちに誇りをもって引き継げる町づくりを進めていくため、3つの公約、「保健・医療・福祉の充実」「地域資源を活かした産業振興」「教育・子育ての充実」の実現を進めてまいりたいとの考えですが、具体的にどんな町づくりを目指すのかお聞きしたい。

また、町長の目指す町づくりには、副町長が必要でありますが、どのようにお考えなのかお聞きしたい。

  1. 町長が目指す町づくりとは
  2. 若者・移住・定住対策の成果と今後について
  3. 副町長が任命できない理由と今後の考えについて

佐々木求

子育て支援について

米子に通う高校生の通学費支援を行うよう12月議会で質問した。

  1. 私の質問に「検討」を約束された。検討された内容を具体的にお聞かせいただきたい。
バリアフリー化について

仮避難所、地域の集会所のバリアフリー化が急がれる。

  1. 多くの仮避難所に地域の集会所が指定され、普段はそこで「ぽかぽか教室」など多彩に行事に取り組まれています。ところが、出入り口には段差があり手すりもない場合がほとんどです。支援策が急がれるのではないか。