平成28年第6回日野町議会定例会一般質問通告表

平成28年第6回日野町議会定例会一般質問通告表

中原明

歴史と文化と観光について

「奥日野たたらの里づくり総合戦略」の策定が地方創生交付金に認定され事業推進に取り組まれますが、町内の史跡の整備等の管理、情報発信して、日野町の重要な史跡とすることが必要です。

  1. 町内には国、県、町指定の文化財がありますが更に重要な史跡があると思いますが、どのような調査を行なっておられますか。
  2. 黒坂鏡山城、お墓さんについて、どう認識しておられますか。
  3. 城跡は石垣が現存し、史跡の中でも、かなり貴重なものと専門家は評価されていますが、どう活かされますか。
  4. 陣屋が建っていた石垣や平地は町有地であります。管理責任を果たされませんか。
  5. 鏡山城は、城下を知ろう会が草刈を実施し、竹林に成らない様、奉仕作業で管理していますが、高齢化で困難を期しています。配慮が必要ではないですか。
  6. 観光案内パンフレットには鏡山城が掲載されていますが、町文化財に指定して、その保存及び活用に必要な措置を講じ町民の文化的向上に資するものとする必要があると思われます。どう対応されますか。

松本利秋

元日野サンプラザの有効活用について

元日野サンプラザの建物は、日野町に451万円で売却許可決定となり、8月中に所有権移転登記が完了し、町のものとなりました。

また、地方創生加速化交付金の二次募集で、遊休商業施設の有効活用に関する基本構想策定及び実施計画に1,000万円が認められ、8月の臨時議会で予算化されましたが、この交付金は来年度への繰り越しが出来ない今年度中の予算執行が条件となっています。

元日野サンプラザ有効活用検討委員会は、町に提言書を提出され、賑わい・交流ゾーン、オフィスゾーン、セレモニーゾーンの大枠が示されました。

住民有志からは、施設の一部を解体し規模を縮小する、または全部を解体し実情に即した規模の施設を整備するなど、柔軟に検討されるべきではないかとの要望書も提出されておりました。それも含めて検討されるとのことでした。

元日野サンプラザ有効活用検討委員会からの提言を受け、町の基本的な考え方を問う。
  1. 有効活用検討委員会での審議の経過(既存の建屋全体の改修や既存の規模にこだわるのではなく一部解体又は全部解体を含めた柔軟な対応)の検討結果について尋ねます。
  2. セレモニーゾーンは、既存施設の一部を改修して年度内に完成し、葬儀場として業者に貸し出すとのことだが、具体的な業者の選定・運営体制はどのようにされるのか。また、全体的に外壁はどうされますか。
  3. サテライトオフィス等を誘致する貸事務所スペースの整備・企業誘致を考えておられますが、誘致には、高速通信環境整備は必要不可欠な条件になると思います。町全体の計画等を含めて伺います。
  4. 住民への周知は、どうされますか。

中原信男

倒壊の危険がある空き家について

町内においても、町部山間部とわず倒壊の危険がある建築物がみられる。そのような状況の中、特に町部では今すぐにでも処置をこうじなければならない物件があります。

  1. 著しく保安上危険な状況
  2. 周辺の生活環境の保全に不適切
  3. 生活道路に及ぼす交通障害

など、さまざまな影響が考えられます。このような問題に対し今後どう対応されるのか。

「空家等対策の推進に関する特別措置法」の施行にともない、空家等対策計画の策定や協議会の設置を行い町の責任を果たしていく必要があると考えます。

  1. 今現在、町内に倒壊のおそれのある建築物が何件あると把握し、所有者に対しどのような行政指導を行っているのか伺いたい。【指導-勧告-命令-代執行】
  2. 日野町空き家対策推進条例「仮称」を制定する考えはありませんか。【関係者が解体、除去、修繕等を行なうための意識の向上及び環境整備】
  3. 空家等の行政指導を今後行うにあたり、町長に対して助言、提言できる空き家対策審議会を設置し、協議内容を町長に答申し、それから町長が判断していく方向が良いと、私は考えますが町長はどう思われるのかお聞かせ下さい。

安達幸博

塔の峰公園整備について

昨年12月定例会において

  1. 公園の経過と現状認識
  2. 恒久平和を祈るこの公園の意義
  3. 公園の機能強化

と整備計画を問いました。

本年3月定例会には、塔の峰公園整備についての執行部内での議論、方向性、財源確保等の過程、経過を聞き再度政策提案をしました。

結果、いずれの定例会の答えも調査費計上を考えるでありました。

その後の全員協議会において、塔の峰調査費は考えないが通常の草刈りはするとの考え方が示された。

質問や提言してきた公園整備の考え方に違いがあると感じるので三度、公園整備について問う。

  1. 森化している塔の峰公園から根雨街部、野田地域が展望できるように、立ち木の伐採、間伐、枝打ちする整備が必要と思いますが、その考え方について尋ねます。
  2. 公園の散策道は一部崩壊し簡易補修がされています。散策道、遊歩道の整備について尋ねます。
  3. 草刈などの清掃について尋ねます。
  4. 平和観音があり恒久平和を祈る、塔の峰公園の情報発信について尋ねます。
日野高校支援について

来年の日野高校生徒募集枠に県外3人枠が設けられました。入学にあたり下宿、アパート、寮が必要となります。

日野高校には、寮の設備はありますが、現在は使用されていません。

再開の必要性を感じますので、地元町としての考え方を聞きます。

  1. 県外3人枠は、どのような特色ある生徒を募集するのか、ご承知の範囲でお聞かせください。
  2. 寮の再開に町としての支援を考えても良いのではないかと思いますが、町長の考えを尋ねます。

竹永明文

少子化対策の取り組みについて

教育環境整備について

少子化が進む中、「日野町子ども15年プラン」に基づく保小中一貫教育の取り組み状況について

  1. 保小中一貫教育の成果と今後の課題について。
  2. 小学校の統合について、どのようにどう考えているか。

移住定住対策について

若者が住みやすい魅力あるまちづくりの取り組みについて
  1. ふるさと日野あゆプロジェクトの現状について
  2. 日野町移住・定住促進住宅整備費補助金制度効果と今後について
  3. 町営住宅の払い下げの現状と今後について

松尾信孝

「リバーサイドひの」経営改善計画と来年度以降の体制

来年3月末の現指定管理契約の終結に向けての町の準備作業開始は秒読みになって来ていると思う。すでに町長から施設の存続に対する強い意志の表明があったが、町側の対応に非常に参考となる本年3月町の依頼で作成された「交流センター経営診断調査報告書」に対する町の評価とその後の検討・対策が重要と考える。

  1. 「報告書」で指摘・提案されたことは町の認識と同じか。異なるとしたらどの部分か。
  2. 指摘された課題に対して、この間どのような対策をとってきたか。具体的に聞きたい。
  3. 現指定管理者のM・Aサービスとの契約の継続は選択肢としてあるのか。どこまで話し合いは進んでいるか。
  4. 指定管理以外の運営体制は考えているか。
  5. 日野町の活性化、観光振興の中に「リバーサイド」を取り込んだビジョンを示していただきたい。

佐々木求

医療、介護

安倍内閣は、参議院選挙も終わり、一気に社会保障の改正をごり押しし、進めようとしている。

75歳以上の窓口負担を2割に、自己負担の上限額の引上げや介護保険料の利用料2割など

  1. そのような中、日野病院は「あやめ」の指定管理を終了した。さまざまな課題も見えてきた。それらの課題を踏まえて、町内施設の今後の流れはどのように考えているか。また、施設は今後とも需要に十分対応できると考えているか。
  2. 医療、介護の分野で政府の動きの反面、多くの地方議会では、負担増への反対意見が広がりを見せている。町としては、どのような対応を考えているか。

議会

18歳以上の選挙権が保障されるようになった。しかし、一方で若者の投票率は思うほど高くないと言われる。主権者としての権利の行使としての教育を推進すべきだ。

  1. 主権者としての教育を重視し、議会の仕組みや委員会の役割などを知ってもらいながら、町づくりに子どもの声を具体的に聞ける場も必要ではないか伺いたい。

平和問題

国連の作業部会は2017年から核兵器禁止の「交渉開始」の勧告を行った。

  1. 「平和の町」宣言の町の行動の一つとして、標柱の設置ができないか。
  2. 自衛隊に対し、中学卒業生の名簿の提出をしていないか。