平成30年第9回日野町議会定例会一般質問通告表

平成30年第9回日野町議会定例会一般質問通告表

安達幸博

町有地の活用について

町有地の一つである日野町運動広場は、平成3年に条例第9条により、体力づくりを通じて町民相互の連携と生産意欲の向上を図るため、日野町運動広場の設置及び管理に関し必要な事項を定めて運用されています。

しかし、近年この運動広場を活用した行事、イベント、体力づくり等見かけたことはありません。

先般、法務局跡地の町有地に若者住宅を建設するための地元説明会がありました。その席、「この広場が町有地であるならば、建設候補地にならないのか」との質問がありました。また、犬と一緒に運動(ドッグラン)したいと申し込みをしたら断られたと聞きました。

この広場や町有地を有効に利活用するためには、仕組みや考え方を整理する必要があると思います。

  1. この広場の利用実態と利用促進を図る考え方をたずねます。
  2. 他の町有地について利用計画等をたずね、質します

松尾信孝

金持テラスひのの管理体制

日野町活性化の拠点となるべく開設された金持テラスひのは、現状では当初期待された機能を発揮していないと思われる。この町有施設の管理体制と今後の展望について町の姿勢を問う。

  • 金持テラスひのの現時点での活用状況とそれに対する評価は。
  • 今後の活用についての戦略的な方向性や如何に
  • 2年前に管理体制について一般質問で質した際、役場全体で総力で取り組むといわれた。現在までの役場内での取り組み体制を問う。
  • 今後の取り組み体制は
オシドリ観察小屋管理体制の将来展望

オシドリ観察は日野町の観光の目玉であるがその運営は民間ボランティアに頼ってきた。将来的にどのように考えるか。

  • ボランティアグループのこれまでの活動をどう評価するか。
  • 町の支援の現状は。
  • 将来的に、オシドリ観察小屋の維持をどう考えるか、その方向性を問う。

松本利秋

1まちづくりについて

自治会等の高齢化が進み、自助・共助による支え合いや活性化(いわゆる自治会等のコミュニティ活動)の低下が心配されます。

なかでも安心・安全なまちづくりを進める必要があります。

そのために、自治会や団体等の活性化を図るために地域活動支援交付金が20万円を限度として2分の1以内で助成されているところです。

  1. 現在、地域活動支援交付金の助成を受けて活動している自治会は、おおむね元気がある自治会ではないかと思いますが町はどう分析されていますか。(高齢化などで、活動したくても出来ない自治会に元気を出してもらい、活性化を図る方策を考えなければと思います。)
  2. 高齢者を災害から守るための方策は。
  3. 高齢化対策を考えるならば、全自治会に集落支援員の配置と併せて指導者の育成が必要と考えますがどう考えられますか。
  4. 認知症予防等健康づくりに「百歳体操」を奨励していますが、取り組みには経費もかかりますので、何らかの助成が必要ではありませんか。
  5. 現在の地域活動支援交付金は、来年は切れます。以上を踏まえて更に活用しやすく、コミュニティが充実するよう、交付金事業の改正を図るべきと考えますがどう考えられますか。
2観光体制の充実について

秋の行楽シーズンを迎えて、金持神社の参拝を始めとして、オシドリ観察、明地峠の雲海、滝山の紅葉、根雨の町並みへと、町外から観光客がこられて、嬉しい限りです。

客を迎えるには、観光体制(おもてなしの心を持って)の充実が求められます。

  1. 町は、観光行政をどのように考えておられますか。
  2. お客を迎える体制が十分ではないように見受けられますが、どのような取り組みをされていますか。 また、お客を迎える場合、第一印象が大切であると思います。これについてはどう考えておられますか。
  3. 本町の観光は、規模も小さく町内の観光地を回っていただくことが大切。その誘導として観光看板(全町の観光地を紹介したもの)が、滝山公園、鵜の池公園、雲海の明地展望台に必要と考えますがどうですか。
  4. 時機を得た(早めに)、ケーブルテレビ、インターネット、広報等での宣伝が必要でありますが、遅いように感じます。観光は旬のものを主体として出すのが重要と考えますがどうですか。

中原明

日野町の福祉行政について

「誰もが住みなれた地域、家庭で健やかに暮らしたい、ホッとする人の優しさを感じる町づくり」、共に生きる地域共生社会を目指すには、福祉の充実も重要であると考えます。

それを実現するために、福祉団体、特に社会福祉協議会に期待するところは大きく、年間800万円程度の補助金が出されているのもそのような背景があると思います。

  1. 「お互いがふれあい、支える町づくり」の実現にあたり、地域住民や社会福祉に関する活動を行う人たちが協力して、地域福祉を推進する、「地域福祉計画」を町は立案されましたか。
  2. 社協と町の間で、社協のあり方検討会が行なわれていますが、どのような検討がなされ、福祉施策推進のため、町は社協にどのような役割を期待されていますか。
  3. 地域包括支援センターの高齢者見守り支援、地域ケア、介護、認知症、困りごと相談等、高齢化が進む本町ではますます重要な施策と思いますが、現在、社協にどのようなことを行ってもらっていますか。
  4. 高齢者の生きがいづくりについて、どのように考えておられますか。
  5. 障がい者の雇用について、町として今後どのように進めていくのかお聞きします。
鳥獣被害対策について

農山村の過疎化による耕作放棄、人工材による林業の放置など、時代と共に生活環境や自然環境が変わり野生鳥獣が増え、農林業被害対策にワイヤーメッシュ、電気柵設置が推進されていますが、捕獲鳥獣の食肉活動を進め、ジビエ振興による、中山間地の活性化を図る動きが各地域で推進されています。

  1. 有害鳥獣被害対策としてワイヤーメッシュ、電気柵設置が推進されましたが、今後の方針はどう進められますか。
  2. 猟友会との対策協議はされていますか。
  3. 捕獲鳥獣の食肉活用を進め、ジビエ振興による、中山間地の活性化を図る動きが、各地域で推進されていますが対応されませんか。

金川守仁

災害に強いまちづくりについて

西日本全体で大きな自然災害に遭遇し、日野町では河川氾濫をはじめ、各集落に大きな被害の爪痕をのこしました。

早期の復興のため、行政と住民が一丸となって知恵を出しあい、早期復興を急がねばなりません。また、これを教訓に、少なくても同じような場所で同様の被害が生じないよう対策を講じる必要性を強く感じます。

避難勧告、避難指示など、住民が今まで経験がなく、どのように対応すればよいのかわからなかったのも事実です。また、緊急避難場所の現状と緊急連絡方法の現実を再検証する必要もあります。さらに、過疎化が進み高齢者の多い本町では、避難する移動手段がままならぬのが実態です。

関連機関が情報の共有化を図ることで「情報の有効活用」が可能となり、安心安全で暮らしやすいまちづくりを実現できると考えます。

  1. 地域(集落等)で指定されている災害時の緊急避難所の現状を把握しておられますか。
  2. 7月豪雨と9月30日の台風24号で多くの被害が発生しました。土砂災害のハザードマップが、今回の災害に役立ったと思われていますか。
  3. 災害弱者の情報について、情報管理されていますか。
  4. 予測不可能とも言われる自然災害の対策としては、「危険を察知したら早めに行動する」ことが大切です。そのために、集落で緊急時の避難対応や、災害弱者対応に取り組んでいるところもあります。集落と連携し、全集落に推進される考えはありませんか。

中原信男

旧山陰合同銀行根雨支店の、無償譲渡について

旧合銀建物受諾に関し、今後、町が活用や保存に対し維持、管理をしていくことになります。

活用方法等色々な事が検討されていますが、いずれにしても、町民の大切な税金が財源となるわけで、活用保存を進めて行くには町民の理解は必要不可欠で慎重でなければならないと思います。

また、取得に関し町長自身の建物対する政策的な活用方針はどのような考えがあるのか、そこが一番大切なところであると私は考えます。

この取得に対し、町民の中には、反対、賛成さまざまな意見があり、ましてや多額な予算の投入には危惧する声があるのも事実で重く受け止めなければならないと思います。

そこで、具体的につぎのことについて質問致します。

  1. 譲渡を受ける手続きは行われたのか伺います。
  2. 譲渡を受ける判断には何があったのか根拠を伺います。
  3. 町長の建物活用に対する政策的な目的は、何を考えておられるのかお聞きします。
  4. 建物、活用に関し費用対効果の関点から、今後の財源の見込み、さらには将来負担はどのように考えているのか伺います。
  5. 最後に今一度、建物に対する町民の意識調査を行ない町民の意見を聞くことの必要性を感じますが町長の考えは。

山形克彦

将来を見通した町づくりについて

今年3月に発表された将来推計人口では、2,045年に日野町の人口は62.6パーセント減少し1,225人に、高齢化率は58.8パーセントと人口の減少率が、県下でトップとの推計が発表されました。

町では、現在「きらり日野町創生戦略」の計画の下に、人口の「なだらかな減少」に取り組まれていますが、現状ではかなり厳しいものと思わざるを得ないところで、人口減少に伴い税収や地方交付税等の歳入も減少し、町の活力が失われることによって、町全体が衰退するのではないかと懸念されます。

  1. 今後も急速な人口減少が予測されるところですが、町政を掌るトップとして、現在、約3千百人が暮らす、日野町と言うフィールドの中で、今後10年あるいは15年先を見通し、「どのような町づくり」を描きながら、町政を進められるお考えですか
  2. 3つの公約の一つ、地域資源を活かした産業振興について、農業は日野町に適した作物導入を研究し、特産品の開発に努め、商品開発を含む6次産業化、販路開拓に取り組み、林業、観光振興は山林の活用、観光資源、拠点のネットワーク化など情報発信による来町者の拡大に取り組むとされていますが、何れも具体的にどういった考えをお持ちですか
公共施設等の有効活用について

根雨社会体育館跡地は平成27年に体育館を撤去し、整地後、日翔会に貸出すとのことでありましたが、見る限りでは空き地の状態で、活用されないように見受けられます。

  1. 根雨社会体育館跡地は借地であり、費用対効果からして有効に活用されるべきと考えますが、現在どのような使用形態の下に、利用されていますか
文化センター等公共施設トイレの利便性について

日野町は下水道等の整備も進み、現在、水洗化率は町内世帯で78パーセント、人口では約83パーセントの皆さんが、水洗トイレ等の利用をされている状況にあります。

近年は、水洗化の普及に伴い大半は、使用が楽なウオシュレット付きの洋式トイレへの改修が進められています。

  1. 高齢の方や足に障害のある方が、町の行事などに参加しやすいよう町文化センター、山村開発センター、町公民館など多くの人が集まる施設のトイレを和式からウオシュレット付きの洋式トイレへ改修を行い、行事や催し物等に参加しやすい環境づくりをされませんか

佐々木求

国保税について

以前に私の質問に基金の目標1億円以上のものは、予防事業に使うと答弁された。

  1. 現在、基金残高はどのようになっているのか。
  2. 今後の取り組みはどのように考えているのか。
住宅建設について

これまで2回の住宅建設調査委員会が開かれた。

  1. 今後の流れをどう考えているか。
日野高校の支援について

高校生の通学費補助を周辺町村と同じように取り組むべきではないかという私の一般質問に、日野高校があるので取り組まないと答弁された。

理由に、日野高校が大事だと言われたが、その上で次の質問を行います。

  1. それ以後、具体的にどのような支援を日野高校に行ってきたのか。
  2. 今後、日野高校にどのような、支援を行うのか、町長の考え方を聞きます。