平成30年第5回日野町議会定例会一般質問通告表

平成30年第5回日野町議会定例会一般質問通告表

1松本利秋

    中海テレビの町独自放送について

    日野町の独自放送「チャンネルひの」が5月1日、開局になりました。これにより町内の色々な出来事、行政からのお知らせ等が放映され、テレビの放映が話題に上がるなど、町民間が身近に感じられるようになったと話す人もいます。 町民チャンネルは、町民誰もが分け隔てなく同時に情報を共有することができますので、まちづくりに有効な手段と考えます。(3月議会の一般質問を受け、テレビ接続工事の優遇措置が3月末から6月末まで延長になり、有難く、更に加入者の促進が図られるものと期待します。放送を活用した、まちづくりを推進する観点からして100パーセントを目指すものです。)

  1. 現在の加入状況 (各世帯・町防災避難所・町福祉避難所・一時仮避難所、自治会の集会所)はどうなっていますか。
  2. 「チャンネルひの」をまちづくりに、どのように活用されますか。(放送内容について、具体的にお聞かせください。)
    将来を見据えたまちづくりについて

    町長は、地域に出かけ町民の声を聞き、役場の総力を上げて新たなまちづくりに取り組むと、所信表明されました。その時(前議会)町長のカラーを出される上からも、町民の声を聞き将来展望に立って総合計画を作ったらと申しました。すると、現在ある地方創生戦略(平成27年度~31年度)により、まちづくりを進めるので作らないと申されました。

    地方創生戦略は、「まち・ひと・じごと創生法」のもと、少子高齢化、人口減少、東京一極集中などの課題から国指導の下で、全国の市町村が策定(人口に特化)したものです。日野町は、それぞれの計画により事業が進められていますので、事業の関連性が薄く、また職員はそれぞれに頑張っていますが自分が担当する部署・業務のみで、協調性に乏しいように思われます。これは、町民の声を組み入れて、各課・職員みんなで作り上げた総合計画(柱になるもの)がないのも要因の一つではないかと思います。

    住みやすいまちづくりを推進するためには、将来展望に立ち、計画的に事業を行わなければなりません。また、限られた財源で効率よく事業を行うためにも総合計画の策定が必要と考えます。(総合計画は、重要であることから、鳥取県内すべての市町村が策定(策定中)し、まちづくりを推進していますが、策定していないのは、日野町だけです。)

  3. 自治会の高齢化に対応した事業補助等について伺います。(町長は、各自治会に出られてどう感じられましたか。私は、最近町内を一巡し、町民の皆様と接し、感じたことは、高齢化への対応が急務だと感じました。)
    1. 民家に通ずる町道・農道への舗装。
    2. ゴミ箱設置への補助等
    3. シイタケの原木になるクヌギ苗木への補助

2中原信男

複合施設「金持テラスひの」について

2月17日のオープン以来、4か月が経過しました。

現在の施設の状況分析を十分に行い、次の展開を具体的に考える必要があると考えます。そこで、5月18日、臨時議会後の全員協議会において、担当課より資料等で説明を受けたことを踏まえ、以下の3点について具体的に答弁を求めます。

  1. 現在の「金持テラスひの」の状況をどのように認識されているのか伺いたい。
  2. 新たな出店者を募集するにあたり、提案箱、行政懇談会で具体的にどのような意見があったのか伺いたい。
  3. 当初の事業費の内容が町民の皆さんに正しく理解されていないことが懸念されます。改めて事業にかかった財源について分かりやすく、明確に説明を行う必要があると思います。
日野町の空き家に対する条例制定について

人口減少に伴い、町内においても空き家が多く見られるようになりました。現在、町が行っている空き家の登録制度は評価しますが、今後、倒壊によるさまざまな被害が考えられ、大きな行政課題になると思われます。

  1. 空き家対策基本条例を制定する考えはありませんか。
  2. 町長に助言、提言できる空き家対策に関する行政指導の推進を図るため、審議会を設置する考えはありませんか。

3松尾信孝

町民懇談会

3月議会で約束された町民との懇談会で得られた意見は町長独自の政策立案に生かされているか。

  • 地区懇談会の進捗状況は?各地区の参加者の人数は?
  • 町長の感想はいかがか。
  • どのような意見が出てきたのか、具体的に聞きたい。
  • それらの課題にどのように対処するつもりか。
  • 将来的にも続けていくのか。
農業用水路の維持管理について

高齢化の進展に伴い、農業用水路の維持管理は喫緊の課題と考える。

  • 水路の維持管理の現状について、個別にきちんと把握しているか。
  • 水路の維持管理に現在町が支給している補助金の額はいくらか。
  • 各水路の維持管理に携わる方の平均年齢は何歳くらいか。
  • 公約でも水路の管理の省力化を謳われた。高齢化が背景にあると思うが、具体策は出来上がったか。

4金川守仁

減反政策廃止が及ぼす「耕作放棄地」「遊休農地」拡大の影響と対応策について

「耕作放棄地」「遊休農地」の課題は特に高齢化と担い手不足が深刻な問題であり、わが町の現状把握を行い、実態に合わせた対応策を講じる事が必要です。また、米作りの形態が大きく変化した現状に即した制度の見直しと再構築も早急に取り組む必要があると考えます。

担い手を育てる具体的な支援を実行し、モデル地区を作るなど、日野町に適した「近未来型農地活性化プラン」を構築することが行政に求められていると考えます。

  1. 身近な問題である「減反政策廃止」は日野町の農家へどのような影響があるとお考えですか。
  2. 担い手への農地利用の集積・集約化目標が示されていますが、詳細について伺います。
  3. 今後、日野町版「近未来型農地活性化プラン」を作成されませんか。
防犯・防災にかかわる活動の具体的な進め方について

防犯・防災の取り組み強化は「積極的な安全対策」として大変、重要であり、誰もが望むことです。災害時に「想定外」と言い訳しないように住民全員に呼びかけて、見守りとチェック監視強化が必要であると考えます。

防犯灯や監視カメラ、防犯告知ステッカーも犯罪防止の抑止効果として報告されています。わが町の公共施設等、再点検してできる事から実行する必要があると強く感じます。

  1. 町道下黒坂線、野田から津地から安原まで歩道の街灯が少なく危険なので防犯灯の取り付けを検討されたい。
  2. 町道下黒坂線、舟場から野田間に設置してある監視カメラの設置目的は何ですか。
  3. 町営バス、公共タクシー全車両にドライブレコーダーの取り付けを考えられませんか。
  4. 重要文化財、公共施設等には防犯カメラが設置されていますか。
  5. 観光地等の監視対応として防犯対策監視カメラを設置されませんか。
  6. 「チャンネルひの」ライブカメラは何を目的としたカメラですか。

5中原明

地域資源を活かした産業振興の推進について

「町の面積の9割を占める山林の有効活用と林業の振興を推進します」と施政方針でも述べられました。森林が持つ多面的機能、公益性に多くの役割を課している基幹産業である林業を、自立型地域経済確立のためには、地域で生産加工した財を地域外での市場に供給して稼ぐ「移出力」となり、地場産業育成と雇用を推進することで、地域創生につながり、幅広い効果がある林業を地域経済化に取り組む施策を推進すべきです。

  1. 林業台帳整備事業が予算計上、これをどう活用されますか。
  2. 森林経営計画の作成促進が予算化されているが、林業振興年次計画は立案されていますか。
  3. 施業、集約化の促進は具体的にどう取り組まれますか。
  4. 間伐材搬出促進事業で、搬出材積に応じた補助金だけで促進されると思われますか。
  5. 「循環型林業を構築し、林業の成長産業を目指す」国の林業成長産業化地域創出モデル事業5ヶ年計画が本年度から始まりますが、対応されませんか。
  6. 山林所有者の不在地主が増加、山は儲からないと放置される中、集約化による管理、整備する林業所有者、町、森林組合、三者で締結する長期施業管理整備事業に取り組まれませんか。
  7. 林業を自立型地域経済確立のためには、地域で生産加工した材を地域以外での市場に供給して稼ぐ「移出力」となり、地場産業育成と雇用を促進しますが、具体的な方策をお考えでしょうか。
  8. 国の森林環境税の創設が具体化されますが、この制度への認識と取り組みにどう対応されますか。

6安達幸博

鳥取県日野郡ふるさと広域連携協約の役割と課題について

日野地区連携共同協議会は、道路の除雪・維持管理や乳幼児への発達支援、消費者被害の防止など、これまで取り組んできました。平成26年5月に地方自治法の改正によって県と市町村間で連携協約を結び日野郡の共通する課題に移住定住や6次産業化などを加え、取り組みを行っています。

  1. 取り組みの内容と成果をお聞きします。
  2. 農業振興6次産業化と林業振興の具体的な取り組み内容をお聞きします。
  3. 教育委員会の共同設置の時期に来ていると感じます。考えを尋ねます。
日野町の防災について

待望の危機管理監の配置が整い安心・安全なまちづくりを確保するための業務が始まりました。

日野町地域防災計画、日野町避難計画、自然災害に対応する国土強靭化計画等から減災、防災のシステムを構築しなければなりません。

特に救急搬送は、毎日のように救急車が出動しています。本年3月に鳥取県ドクターヘリが導入され鳥取大学医学部付属病を基地病院に高度救急医療においても安全・安心が高まりました。

  1. 本町に常設のヘリポートの必要性が高まりました。その考えをお聞きします。
副町長の任命について

町長就任から3ヶ月が経ちました。平成30年度の予算、議会、各団体の総会出席、自治会の行政懇談会、介護保険料の説明と忙しい日々と思います。町長職は多忙であり激務です。

政策や企画、職員事務の監督、町長の職務を代理するなどの権限がある副町長の不在は町政の停滞と混乱を招きます。

  1. 人選を急ぎ、同意が得られるよう提案されるべきと思いますがその考えを尋ねます。

7竹永明文

町民の生命を守るヘリコプターの臨時離着陸場について

今年度から危機管理監を配置し、町民の防災意識の向上を図り、安心・安全なまちづくりを目指す中、防災(医療)のため必要なヘリコプターの臨時離着陸場のあり方について問う。

小学校の統合について

小学校は、地域の活性化の拠点でありますが、少子化が進む中、小学校統合は避けて通れない問題であると思う。

8山形克彦

「金持テラスひの」の利活用及び運営等について

町内にある遊休施設を再活用して、賑わいと雇用の創出を目的に交付金や町債など約3億3千7百万円を投じて整備された「金持テラスひの」が、今年2月17日にオープンし活用されています。

しかし先般4月13日の夕方、民放のテレビ番組で「閑古鳥 3億円施設 町の運命かけ」と称してオープンしてわずか2ケ月ほどの施設が地方創生の失敗事例とも受けとれる報道内容で放映され、町はもとより施設のイメージ低下が懸念をされるところです。

  1. 選挙公約の一つに「金持テラスひの」の情報公開を掲げられていましたが、どう言った内容を、どのような方法で情報の公開をされますか
  2. 地方創生拠点整備交付金の活用申請(計画)に沿った施設の整備と年間売上額、雇用創出数等創生戦略の達成見通しについて
  3. 施設内の空きスペースとオープンキッチンの活用計画と利用状況について
  4. 施設の維持管理及び運営等を外部に委託される考えは如何ですか
  5. 計画中となっている町道根雨駅西側線先の道路整備の見直しを含めた今後の見通しについて

9佐々木求

介護保険について

全国で、介護保険料の負担の大きさが問題になっている。

山陰で最も高い負担をどう考え、今後どうしようとしているのか。

  1. 自治会・個人への説明はどうだったか。
  2. 保険制度の流れをどう見ているか。
  3. 全国の地方の動きをどう思うか。
  4. ぽかぽか教室や認知症対策関連機関との連携で、給付費を抑えると言われてきたが、どう進めているのか。また、「総合計画」から外れた人の対策をどう進められるのか。
国民健康保険税について

県との共同運営が始まり、町村には「基準額」を県が示す流れとなった。

  1. この流れをどう考えているか。
  2. 基金は、激変緩和に使うことになるが、これをどう考えるか。
  3. 病院経営に構成町の首長としてどう影響すると考えるか。