少子高齢化が進行し、地域の活力が失われつつあるこの町を「地域おこし協力隊」の新しい力を借りながら活性化の足掛かりをつかみ、地域の力を維持・強化するため「日野町地域おこし協力隊員」を募集します。
鳥取県日野町の紹介
日野町は、鳥取県南西部の中国山地の山間に位置する東西20km、南北12.5km、総面積133.98㎢の町です。町の中央を一級河川日野川が流れ、町の周囲は岡山県新見市、鳥取県江府町、伯耆町、日南町に接しています。
かつては、日本の近代化を支えた「たたら製鉄」による鉄の主産地であり、その痕跡を数多く残し、また「出雲街道」の宿場、交通の要所として栄え、国道180号、181号、JR伯備線が町の中央を走っています。近隣都市の米子市までは車で約40分、大阪、広島までは約3時間程度です。
町の主な産業は農林業で、清流に育まれた日野米を主として、ソバ、白ネギ、シイタケ、ピーマン、ブロッコリーなどのほか、幻のもち米といわれる鈴原糯、はぶ茶なども特産として有名です。
主な観光資源は県と町の鳥に指定されている「オシドリ」、全国で一つしかない縁起の良い名前を持つ「金持神社(かもちじんじゃ)」、などが有名で、近年ではラフティングやキャンプなど、地域の歴史文化や自然を楽しんでもらうエコツーリズムも盛んです。
町の人口は2,719人、世帯数1,263戸(令和6年1月1日現在)となっており、人口減少と高齢化が最大の課題となっています。
日野町内の農地面積は、約400haで、農家数は約370戸。そのほとんどが兼業農家で、近年は少子・高齢化による担い手不足が深刻化していますが、若手農業者らが中心となって青パパイヤやスイートコーンなどの特産物化を目指す新しい取組も芽生えています。
地域おこし協力隊員募集の具体的内容
業務内容
複合施設「金持テラスひの」を拠点とした特産品販売及び販路開拓
活動支援(活動拠点)団体:「日野町特産品ブランド化実行委員会」
地域おこし協力隊としての主な活動内容
- 非対面型販売による町内外への販売
- インターネット販売の導入、インターネット販売による商品発送等業務
- 地元高校生と連携した販売展開
- 野菜等の集荷システムづくり
- 町内農家と連携した仕組みづくり
- 野菜等の集荷、売場への陳列
- 金持テラスひの特産品売り場の運営
- 売り場の商品管理、来客対応、会計処理、町内事業者との連絡調整
雇用形態・期間
- 地域おこし協力隊(非雇用型)として日野町長が委嘱する。
※町との雇用関係はありません。
- 活動支援団体を活動拠点とする。
- 委嘱期間は委嘱の日から令和7年3月31日までとする。
(以降1年ごとに更新可、最長3年間)
- 活動時間:8時30分~17時30分の1日8時間、月20日程度(160時間/月)
- 報償費:1か月当たり166,600円を支給する。
福利厚生
- 町との雇用関係はありませんので健康保険料国民年金等は隊員負担になります。
- 住居は町または活動支援団体が指定した住宅に入居していただきます。
- 活動に必要な自動車は活動支援団体が斡旋します。
- 住宅使用料、活動に必要な自動車・物品等の経費は予算の範囲内で町が補助します。
- 生活に必要な物品、光熱水費等は隊員負担です。
募集対象
次に掲げる要項をすべて満たす方。
- 年齢:18歳以上
- 性別:不問
- 居住地要件(現在お住まいの住所地):3大都市圏内の都市地域、政令指定都市または地方都市(過疎、山村、離島、半島などの条件不利地域に該当しない市町村)にお住まいで、活動期間中、日野町に住民票を移動し居住することができる方 (居住地要件について詳しくはお問い合わせください)。
- 資格等
- 普通自動車免許を所持されている方。
- インターネット販売に関心が高く、ある程度パソコンスキルをお持ちの方。
- 心身ともに健康な方で、任期終了後に日野町に定住し将来の生計を立てることに意欲的な方。
募集人員
1名
募集期間
毎月末を締め切りとし、定員になり次第募集を終了します。
受付期間
随時受付
応募手続
- 提出書類
選考方法
- 1次選考(書類選考) 提出された書類により選考し、結果は文書で通知。
- 2次選考(面接) 1次選考合格者に対し実施。面接会場は日野町役場。
申込み・問合せ先
〒689−4503
鳥取県日野郡日野町根雨101番地 日野町役場 産業振興課
担当:中田(なかだ)
TEL 0859−72−2101 FAX0859−72−1484
E-mail nakada-m@town.tottori-hino.lg.jp
募集要項(PDFファイル)
応募用紙(Wordファイル)