日野町食生活改善推進協議会の臨時総会が3月に開催され、40年もの長きにわたり活動を続けてこられた同協議会の解散が議決されました。
昭和54年の発足以来、時代の流れとともに食生活だけでなく、ストレッチ体操やコーラスなどの普及活動にも力をいれ、心と身体の健康づくりを同時に進めてこられました。
特に、スキムミルク入りのおこわは、「オシドリおこわ」の愛称で、今も多くの人に親しまれています。
4月以降は、「ひの食育サポーター」(仮称)に生まれ変わります。ここでは、日野町の特色を生かし、さまざまな世代との交流を図りながら、健康づくりなどに取り組まれるとのこと。これまでの活動に敬意を表すとともに、新たな一歩を踏み出した皆さんの今後の活動に期待したいと思います。
さて、4月6日には、菅福地区で、伯耆地区郵便局長会の皆さんとの「とっとり共生の里」事業が行われました。
この日、地区の井出さらいに集まったのは、なんと155人。同事業の最終年である5年目を迎えたそうですが、交流を通じて地域の活力が高まったと感じます。
地域の活性化と言っても、誰しも目には見えないものは不安で、目に見えるカタチを求めがちです。しかし、共生の里事業のように、地域が一丸となって地道に取り組みを積み重ねていくことこそ、一番の近道ではないでしょうか。
町でも、ふるさと住民票や福よせ雛プロジェクトといった関係人口づくりに、日々邁進していきたいと実感した一日となりました。
2019年4月6日