町長のへや

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2018年6月12日 ROOM NO.03「離地無人」。ふるさとを愛する気持ちを育んでいきたい

6月、初夏らしさから蒸し暑さを感じる梅雨入りの時期となりました。4~5月にかけて介護保険の説明も合わせた行政懇談会を開催させていただきました。自治か役員、住民の皆さまには大変お世話になりました。改めてお礼申し上げます。

さて、「離地無人」を皆さんはどう読み下されますか?あるところで昭和の御大典(=昭和天皇の即位の礼、1928年)に関連し、揮毫(きごう)された額の文字を見て、つい考えてしまいました。

「地を離れる人は無し」「地を離れて人は無し」。「この地から出ていく人はいない」と「この地から人はみんな出ていった」と。「る」と「て」の一文字の違いでまったく違った情景が浮かんできます。

今、この町の人口は少子高齢化などにより減少しています。何とか穏やかな傾向になるようしていきたいと思います。空き家、耕作放棄地に接していると、つい「て」と読み込んでしまいそうですが、当時の趣旨からは誇らしい郷土愛に基づいた「地を離れる人は無し」であると思います。地域の自慢話が語られ、地域を誇らしく思える気持ちを育んでいくことが大切であると、つくづく感じた四文字でした。

ところで、6月10日には、第41回中国山地日野鵜の池マラソン大会が開催されました。町内外からたくさんのランナーの参加があり、にぎやかな一日でした。今後も続けて開催し、この町の良さを伝えていきたいと思いました。

今月の投稿

6月1日、ひのっこ保育所と津地自治会のサツマイモの苗植えに参加してきました。20年近くも続くこの交流。「ふるさとを愛する心」が子どもたちに根付くことを願ってやみません。自治会の皆さんもありがとうございます。

2018年6月12日