町長のへや

＜はじめに＞
７月５日からの記録的な豪雨により、７日早朝には本町でも大雨特別警報が発令され、町内各所で被害が発生しました。
被災された皆さまに心からお見舞い申し上げますとともに、被災ヵ所の調査、復旧対策に努めてまいります。

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先月中旬、舟場地区で町公民館主催のゲンジボタル鑑賞会が開かれました。当日はやや気温が低く、また風も強かったため、ホタルが本当に見ることができるかどうか半信半疑でしたが、夫婦そろって出かけました。

日野川沿いの道を川面をのぞき込みながら歩くこと十数分。「今日の天候では見ることはできないかー」とあきらめかけていたところ、日野川とは反対側の田んぼで光が点滅するではありませんか。さらに川側へ目を転じたところ、川べり、流れの上空を無数のゲンジボタルが飛び交う幻想的な光景が広がっていました。さらに、その背後を伯備線の普通電車がゆっくりと通過。まるで宮崎駿さんの「スタジオジブリ」の世界を思い出す、そういったすばらしい体験をさせていただきました。

６月の下旬には、滝山公園で体長２ｃｍくらいの小さなハッチョウトンボ、赤みを帯びたオス、茶褐色のメスも見ることができました。それぞれ貴重な体験でした。

この町には、魅力的なものや場所がまだまだたくさんあると思います。素晴らしい資源を持つまち、日野町。自然環境の保全とともに地域の活性化につなげていくことも、今後考えていかなければならたいと感じました。


今月の投稿

町内にはまだ知られざるホタルの〝桃源郷〟が存在します。７月上旬、とある場所では無数のヒメボタルが数百メートルにわたって幻想的な世界をつくりだしていました。ホタルに限らず貴重な自然を大切にしていきたいですね。