町長のへや

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町長のへや

2020年2月5日 ROOM NO.22関心高まる公的病院の統合再編問題。地域全体で考えていきたい】

 1月19日、大阪市内で、ひの郷会(日野町関西地区在住者懇談会)の総会と懇親会が開かれ、出席してきました。
 懇親会は、ふるさと住民票登録者との交流も兼ね、「福よせ雛」が縁でふるさと住民票に登録された方や日野高校で学んだ方など「関係人口」の皆さんも参加されました。

 ひの郷会の会員は現在29人。高齢化などで会員数が減る中、活動の維持や会員の拡充が今後の課題です。わが町と同じ悩みを抱えていますが、懇親会での会話の端々にふるさと日野町への思いを感じ、住んでよかったと思えるまち、離れていても誇りの持てるまちを目指していこうとあらためて決意したところです。

 1月29日には、自治体病院の存在意義を考える講演会が開かれました。
 講師の伊関さん(城西大学教授)は、地域医療を担う公立病院は「健康を支える」「雇用を支える」「地域づくりの中心となる」役割などがあると語られました。少子高齢化や人口減少が進む日野郡の地域医療を考えるうえで、大いに役立ったのではないでしょうか。

 昨年9月には、厚生労働省が424の病院を「再編・統合が必要」と発表しました。その中に日野病院は含まれていなかったものの、県内では4カ所の病院名が公表されました。地域の関心は高まっています。この機会に、『地域に必要な医療は何か』病院と一緒に考えていきたいと思います。

2020年2月5日