「奥日野たたら文化活用にかかる提言」を提出いただきました

4月7日、奥日野たたら文化活用検討委員会から、景山享弘町長へ「奥日野たたら文化の活用にかかる提言」が提出されました。
同委員会は、たたら製鉄研究者や文化財専門家のほか、町内のたたら関係団体、観光関係者ら12人で昨年6月に組織され、今年3月まで計4回委員会が開かれました。
委員会では、奥日野でかつて栄えた「たたら製鉄」と、それが地域にもたらした「たたら文化」を地域資源としてまちづくりや観光に生かすための提言づくりを中心に協議を重ね、3月末に提言書が完成し、このたびの町長への提出となりました。
当日は、検討委員を代表して、伯耆国たたら顕彰会の佐々木幸人会長が景山町長へ提言書を提出しました。
提言は、「都合山たたら跡の保存・活用」と「近藤家を中心とした根雨のまちなみの保存・活用」の2本柱で構成され、都合山たたら跡の有形文化財登録や専門職員の配置、たたら文化が息づく歴史的建造物の調査・保存など、多方面にわたって提案されています。
町では、この提言を参考に、これからのたたら文化の活用について検討してまいります。
「奥日野たたら文化活用にかかる提言」(PDFファイル)
都合山たたら跡(2008年の発掘調査当時)

日野町公舎(旧出店近藤)