○日野町飼い主のいない猫不妊・去勢手術費補助金交付要綱
平成29年4月1日
要綱第7号
(趣旨)
第1条 この要綱は、日野町補助金等交付規則(昭和45年日野町規則第20号。以下「規則」という。)第4条の規定に基づき、日野町飼い主のいない猫不妊・去勢手術費補助金(以下「補助金」という。)の交付について、規則に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。
(交付目的)
第2条 本補助金は、動物の愛護及び管理に関する法律(昭和48年法律第105号)の趣旨に則り、飼い主のいない猫の手術に要した費用を補助することにより、猫の不必要な繁殖及び飼い主のいない猫の増加を抑え、地域の生活環境の保全を図るとともに、やむを得ず殺処分される猫を減らすことを目的として交付する。
(定義)
第3条 この要綱における用語の定義は、次に定めるとおりとする。
1 飼い主のいない猫とは、動物の所有者又は占有者(動物の飼育又は保管をする者をいう。)のいない猫をいう。
2 不妊・去勢手術(以下「手術」という。)とは、雌猫の卵巣若しくは卵巣及び子宮の摘出手術又は雄猫の精巣の摘出手術をいう。
3 耳先の一部切除とは、手術済の目印として片方の耳の先端を切り取る処置をいう。
(補助対象者)
第4条 補助金の交付を受けることができる者は、日野町内に住所を有し、飼い主のいない猫に手術を受けさせようとする者や町内の自治会、(当該手術について他の補助制度の交付を受ける者を除く)又は鳥取県から連携病院の指定をされている病院(以下「連携病院」という。)とする。
(補助金の額)
第5条 補助金の額は、予算の範囲内において1匹につき10,000円又は1匹の手術に要する費用のいずれか低い額とする。ただし、当該額に100円未満の端数が生じた場合にはこれを切り捨てるものとし、1万円を上限とする。
(交付申請等)
第6条 申請者は、飼い主のいない猫不妊・去勢手術費補助金交付申請書兼請求書(様式第1号)に次に掲げる書類を添えて町長に提出するものとする。
(1) 耳先の一部切除を受けさせたことが確認できる写真
(2) 町長が必要と認める書類
2 連携病院以外の動物病院で飼い主のいない猫に手術を受けさせた場合、前項の書類に加え、手術を行った獣医師が所属する動物病院が発行した領収書(診療の内容について明記されたもの)を添付しなければならない。
2 交付決定及び額の確定は、原則として、交付申請を受けた日から30日以内に行うものとする。
(補助金の返還)
第8条 町長は、申請者が偽りその他不正な手段により補助金の交付を受けたとき、又はこの要綱に定める目的に反して補助金の給付を受けたと認められるときは、これを返還させるものとする。
(免責)
第9条 町は、補助事業に関連して交付決定を受けた者が被った損害及び第三者に対して与えた損害については、その責めを負わないものとする。
(その他)
第10条 規則及びこの要綱に定めるもののほか、補助金の交付について必要な事項は、町長が別に定める。
附則
この要綱は、平成29年4月1日から施行する。
附則(令和7年要綱第17号)
この要綱は、令和7年4月1日から施行する。
附則(令和7年要綱第34号)
この要綱は、令和7年9月1日から施行する。

