町長のへや

　九州南部、北部にかけての豪雨で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。振り返れば、平成30年7月の西日本豪雨と時期が重なり、災害の記憶がよみがえります。被災地の一日も早い復旧、復興をお祈りいたします。

　さて、6月22日、「日野町アグリサポーター任命式」を行い、草刈りや水路の泥上げなどの作業を有償で手助けするアグリサポーターが、男女8人のメンバーにより誕生しました。高齢化が進む農家の皆さんの負担軽減を図るため、農業に関心のある若者や、地域の農業者の方が作業をサポートします。皆さんの平均年齢は30代前半。中には10年以上の農業経験がある人も含まれ、頼もしい限りです。

　町では、「大きな農業から小さな農業まで、助け上手、助けられ上手、共助システムの確立」を目指した「日野町がんばる地域プラン」を昨年12月に策定し、各種の取り組みを始めているところです。
　その中でも、農業・地域をサポートする体制強化の一つの取り組みとして、アグリサポーター制度が動き始めました。当日の任命式では、任命されたサポーターが「農家の皆さんがこれから先も意欲を持って農業を続けてもらえるよう、その手助けをすることで日野町の農業の元気を作り出していきたい」と、力強く抱負を語ってくれました。今後のさらなる活躍と、新たな登録者の増加を願っています。