健康

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50歳からの帯状疱疹ワクチン費用の一部を助成します(任意接種)

~50歳を過ぎたら帯状疱疹ワクチンの接種ができます~

 

令和4年4月1日から、帯状疱疹ワクチン費用の一部助成が始まります。

帯状疱疹ワクチンは、予防接種法に基づかない任意の予防接種になりますので、かかりつけ医等にご相談のうえ、予防接種による効果や副反応、健康被害救済などについて十分にご理解いただいた上で接種の判断をしてください。

 

帯状疱疹とは

痛みや発疹があらわれ80歳までに約3人に1人が発症
帯状疱疹は、多くの人が子供のときに感染する水ぼうそうのウイルスが原因で起こります。水ぼうそうが治った後も、ウイルスは体内(神経節)に潜伏していて、過労やストレスなどで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活性化して、帯状疱疹を発症します。体の片側の一部にピリピリとした痛みがあらわれ、その部分に赤い発疹が出てきます。痛みは徐々に増していき、夜も眠れないほど激しい場合もあります。症状の多くは上半身にあらわれますが、顔や目、頭などにあらわれることもあります。加齢などによる免疫力の低下が発症の原因です。特に50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するといわれています。

 

帯状疱疹の合併症

神経が損傷されることで、皮膚の症状が治った後も、痛みが残ることがあり、3か月以上痛みが続くものを帯状疱疹後神経

痛(PHN)とよびます。PHNの痛みは、「刺すような痛み」や「焼けるような痛み」と表現され、数年にわたって痛みが改善されないこともあります。50歳以上で帯状疱疹を発症した人のうち、約2割がPHNになるといわれています。特に高齢者ではリスクが高く、PHNを防ぐためにも帯状疱疹の予防が大切です。

その他、帯状疱疹は頭部から顔面に症状がでることもあり、目や耳の神経が障害されると、めまいや耳鳴りといった合併症がみら

れることがあります。重症化すると、視力低下や失明、顔面神経麻痺など、重い後遺症が残る可能性があります。

 

帯状疱疹予防ワクチン(50歳以上の方が対象です)

接種を希望される際には、接種する医療機関に相談してください。(在庫の関係で、取寄せに時間がかかる場合があります。)

助成対象

ワクチン

シングリックスⓇ(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン/不活化ワクチン)

接種回数

2回

接種方法

筋肉内注射

有効性

 50歳以上の有効性:97.2パーセント(注釈1 帯状疱疹後神経痛の発症なし。

70歳以上での有効性:89.8パーセント(注釈2)

副反応

注射部位の痛み78%、赤み38%、腫れ26%全身性の副反応では筋肉痛40%、疲労39%、頭痛33%、悪寒24%、発熱18%、胃腸症状13%。多くの副反応は、2日~3日で弱まる。

注意事項

水痘の予防接種には転用できない。

免疫が低下している場合でも接種が可能

新型コロナワクチンとの接種間隔は、13日以上あけてください。

 

 

参考

埼玉県 戸田市情報ポータルサイト:2022.0213アクセス時の情報
https://www.city.toda.saitama.jp/soshiki/236/health-taijyou.html

(注釈1)Lal H. et al.: N Engl J Med. 372(22),2087-2096,2015

(注釈2)Cunningham Al. et al.: N Engl J Med. 375(11), 1019-1032, 2016

 

助成対象者

申請日において、日野町に住民登録がある満50歳以上の方

 

助成回数・自己負担金額

ワクチン名

シングリックスⓇ

助成回数

2回

助成金額

接種費用から自己負担金5,000円/回を除いた額

※医療機関に指定はありません。接種料金については医療機関へお問合せください。

 

申請方法

日野病院で接種される場合

 当日の窓口負担が5,000円になる助成券を送付しますので、事前にご連絡ください。

 (健康福祉課 0859-72-1852)

日野病院以外の医療機関で接種される場合

 医療機関にて全額自費で支払っていただいたあと、下記の手続きが必要です。

 (後日、指定口座に自己負担金を除いた額を振り込みます。)

申請に必要なもの

申請書(役場窓口にあります。)

(1)領収書

(2)予防接種をしたことがわかるもの(明細書、予防接種済証など)

 

※役場に口座の登録がない方のみ以下も必要です。

(3)振込口座がわかるもの(通帳など)

申請場所

日野町役場 健康福祉課(電話 0859-72-1852)

 

帯状疱疹 Q&A

Q:以前、帯状疱疹になったことがあるけど、ワクチンを接種できますか?

A:接種できます。1度帯状疱疹になった人でも、体の免疫力が低下すると、再びなる可能性があり、帯状疱疹の予防が大切です。

 

Q:帯状疱疹はうつる?うつらない?

A:帯状疱疹は体内に潜伏しているウイルスが原因で発症するため、他の人から帯状疱疹としてうつることはありません。

ただし、まだ水ぼうそうになったことがない人は、ウイルスの感染で水ぼうそうを発症することがあります。水ぼうそうの入院患者のうち、約3割は帯状疱疹が感染源だったと報告されています。

国立感染症研究所感染症疫学センター: 病原微生物検出情報(IASR). 39(8), 131-132, 2018

 

Q:帯状疱疹になったら、どんな治療を受けるの?

A:抗ウイルス薬などによる治療を行います。発症早期に治療を開始するほど効果が期待できますので、症状を自覚したら早めに受診しましょう。

稲田 英一 他編: 帯状疱疹 Up-to-Date. p68-76, 診断と治療社. 2012