平成27年第6回日野町議会定例会一般質問通告表

平成27年第6回日野町議会定例会一般質問通告表

松本 利秋

地方創生について

活力ある地方の創生をめざすため「まち・ひと・しごと創生法」が施行されました。この法律により少子高齢化、人口減少などの課題に的確に対応するとともに、将来にわたって町民の生活と安心を守り、活力ある日野町を維持していくために「きらり日野町創生戦略」が策定されます。5分野からなるこの戦略は総体的には、良い計画であると評価しますが、Ⅲ産業・雇用項目の遊休施設の有効活用による雇用、賑わい創出で、「元日野サンプラザ」の活用については、高額な投資であるにもかかわらず1年前に表明された時と同様に計画が不透明であり、十分に町民とのコンセンサスを得てから取り組むべきであり、現時点で拙速過ぎではしないかと思います。

  1. 昨年の9月議会(計画が不透明で否決)で、町長は購入に関し「今回しかない」と明言されておりながら、このたび再度提出された理由をお聞かせください。
  2. 計画性について

    この施設が本当に有効活用されるのか不透明であり、負の財産となる懸念も十分考えられることから、基本構想等計画は地方創生に伴う交付金にとらわれるのではなく、活用の方向性を見通したうえで計画として上げられるべきと考えるが。

  3. 町長の説明責任と財政について

    計画では、施設の改修に係る費用として2億1300万円程度と、年間の維持管理に係る費用540万円程度を試算されていますが、これだけの財源を使用するのであれば、住民説明会を開催し、町民に十分説明し理解を得ることが必要ではないかと思いますが。

  4. 借地料について

    町長は、借地行政は後世に問題を残すからすべきでないと言う考え方であるとお聞きしております。年間540万円程度の維持管理費が計上されているが、その内の40万円程度の借地料について共用部分を含め算定の根拠を具体的にお示し頂きたい。

金川守仁

高速通信システム網インフラ整備早期実現について

「定住政策・企業存続、子育て・教育、医療・福祉・介護」など、生活基盤を構築する為の絶対条件として必要な「アイテム」が、現在の高速通信システムであります。ひかり通信システムをマストとして、企業・農業・商業・住民などそれぞれが必要に応じたシステムを選び契約することができる高速通信システムを構築するには、①高速ひかり通信 ②ワイファイ高速通信(無線ラン・システム) ③ADSL(現状+高速通信システム)があります。それぞれの目的に合わせたシステムを選び契約し活用することが、町の活性化・教育環境の整備・情報化社会に対応できるまちづくりと考えます。

  1. 過去に、「ひかり通信システム」が「必要でない」と判断された経緯は何かお尋ねします。
  2. 企業の存続はもとより・誘致の条件として、高速通信が重要なポイントであります。特に都市から地方へ進出をめざす企業の誘致には、高速ひかり通信等の早期整備が必要であり、どのように考えておられるか。また、地方から都市への情報発信の手段としてシステム構築をどのように考えておられるのかお尋ねします。
  3. 子育世代からの子育て支援や教育環境の整備についての希望・要望が現在どのような方法で行政に届いているのか、また希望要望への対応はどのようにされているか、お尋ねします。

安達幸博

歴史的建造物等の保護について

お盆企画として、町歴史民俗資料館特別展が開催され、「戦後70 年 収蔵品に見る戦時の暮らし」と題し資料館が所蔵する、戦時中の新聞・雑誌・写真のほか、当時の生活にかかわるものなどを多数展示されていました。

資料館友の会のみなさんに展示の説明を聞くとともに地震後の資料の整理がほぼ終了したなど活動を聞くなかで、資料館や友の会等の課題が見えてきました。

夜には、資料館がライトアップされ山あいに堂々たる存在感をみました。

すばらしい建物の価値と資料の価値にも日をあてるべきと考え質問を致します。

  1. 歴史民俗資料館の生い立ちと鳥取県西部地震後の修繕、並びにその後の改装や今後の改修について尋ねます。
  2. 資料館内は、舞台、二階等、どの箇所も展示物、資料で手狭と見受けられます。収蔵庫や研究施設等の考えを聞きます。
  3. 展示は、資料館友の会のみなさんの創意工夫により整理、展示されています。本来、このような展示については、専門的職員として学芸員を置くことが必要と考えます。その指導・助言に基づき、資料館友の会員が協力するという形があるべき姿で、現状の責任の範囲も明確にすることと学芸員配置についての考えをお聞きします。
  4. 貴重な資料といえば、近藤家の古文書があります。この古文書は、県の公文書館に預かって頂いています。今後の古文書のあり方について、近藤家や県とどのような話がなされていますか。
  5. 町史編纂と資料館友の会の連携や学芸員配置の必要性を伺います。

佐々木求

三町連携の課題

主要課題の一つであり地域の高校としての日野高校問題。

  1. コーディネーター配置後の学校への効果をどう捉え、考えているか、また今後の考え方を問う。

安保法制

安保法制の問題は、全国で厳しい批判の声が上がっている問題です。自衛隊員を募集している地方自治体においても無関心ではおれない課題です。

  1. 地方自治体は、自衛隊員を募集している関連で厳しく責任を問われる課題になるが、どういう考えで受け止めているか。
  2. 核の脅迫や軍事拡大の思考は、争いを深化させるだけです。国どうしの問題解決には外交以外にない。今声を挙げていくときではないのか。

根雨地区簡易水道

根雨地区簡易水道の水源地問題等は、その後の進捗状況など説明がないまま今日に至っているがその後はどう進展しているのか。

水源地問題等調査に着手されていると思うが、現在の状況や課題は何なのか。