平成30年第3回日野町議会定例会一般質問通告表

平成30年第3回日野町議会定例会一般質問通告表

1松尾信孝

町長の選挙公約について

選挙期間中いくつかの公約がなされましたが、具体性に乏しいものも多いと思われる。いくつかの項目について、さらに具体的な説明を求める。

また、ある程度具体的なものについては、公約実現までの工程をお聞きしたい。

  • 出馬表明の記者会見を聞いていると、政策は町民の声を聞いてから練る、とやや曖昧な言葉であったが、どのような手法で町民の声を聞くつもりであるか。
  • 「日野町に新しい風を吹かす」「風通しのよい町政」と言われていましたが、具体的にどの部分が風通しが悪く、新しい風が必要であると思われたのか。
  • 産業の振興
  • 農林業の6次産業化について、それを町内の資源を使いながら実現すると言う公約をもう少し具体的に説明願いたい。

  • 観光
  • たたらについての言及が乏しいように思うが、現状をどう捉え、どのように政策に反映するつもりであるか。

  • 教育
  • 学校教育を通じて日野町の子供たちに期待する人間像は何ですか?

  • 財政
  • 財政運営の基本方針を聞きたい。出馬表明のときに言われたスケールの大きな政策実現の為の財政的な裏付けは何か。

    自主財源の比率を高める手法を聞きたい。何か秘策はあるのでしょうか。何%まで持っていくつもりですか。

  • 金持テラスひの
  • 具体的に金持テラスひのの管理運営と借地料のどの部分が不透明であると考えるのか。いつまでに是正するつもりであるか。

2中原信男

地域資源を活用した仕事づくりについて

仕事づくりによる活性化について、「農林業の振興による担い手の育成や、6次産業化による若者が働く場の創出や小規模農地の維持活用を図り、日野町に適した作物を研究し特産品の開発に努めます。また、山林資源を活用し製品化を推進します。」と発言されています。

  1. 6次産業化を目指す作物として、具体的に何を考えているのか伺います。
  2. 木材の製品化の推進とは、具体的に何をされるのか伺います。
「金持テラスひの」、活用方法について

政策アンケ-トにおいて、「再度活用方法を検討して、長時間滞在できる施設にしたい。また、土地の借地料や施設の運営管理方法の透明化を図り、町民に情報を公開して、理解を深めることにより、多くの町民が利用できる施設にすると共に町財政に負担のかからない運営に努めます。」と発言されています。

  1. 再度活用方法を検討するとは、何をどのように変え、新たに何を行おうと考えているのか伺います。
  2. 土地の借地料や施設の運営管理方法の透明化を図ることについて、どのような手法を考えているのか伺います。

3松本利秋

1.施政方針とまちづくりについて

町長は、①日野町に暮らしている人の幸せを最優先に考える、②日野町に住んで良かったと思えるまちづくり、③将来を担っていく子供たちに誇りを持って引き継げるまちづくりを公約として、これを実現するために、

  • 保健・医療・福祉の充実
  • 地域資源を活かした産業の振興
  • 教育・子育ての充実

の3つの柱を上げられている。

  1. 要支援者等を地域で支える仕組みづくり(地域の活性化を含めた)の構築が必要と考えます。その取り組みをお聞きします。
    • 地域活動支援交付金
    • 集落支援員制度の活用
  1. 小規模農地の維持を図るためには、日野町農林振興公社の充実発展が大切であると考えますが、どう思われますか。
  1. 保育料の大幅な軽減を実施しするとのことですが、無償化の取り組みを考えられませんか。
2.語らいの行政について

町長は、全ての地域に出かけて行き、要望や意見を丁寧に伺い、必要な施策に結び付け、役場の総力を上げて、新たなまちづくりを進めると申されました。これは、正しく行政の基本であると考えます。

  1. 過疎化と少子高齢化の進む本町でありますので、将来を展望した総合計画の策定が必要と思いますが、どのように考えておられますか。(今年度は準備年で、町民の意見を聞く、町民意識調査、データの分析、先進地視察と研究等を行い、31年度以降に策定する。)
3.中海テレビの町独自放送について

30年度より中海テレビの町独自放送が始まります。

  1. テレビ接続工事の優遇措置が3月末となっていますが、加入啓発、及び未加入世帯はどうされますか。
  2. 放送内容はどのように考えておられますか。

4安達幸博

選挙公約並びに施政方針から日野町の将来像を問う

4年前、2040年の本町将来推計人口は1861人で消滅可能性のある自治体であると衝撃のデーターが発表されました。以後、老年人口が減少するのでさらに人口は急激に減少するそうです。

しかし本町では、第7期介護保険事業計画からも分かるように7、8年後に高齢者のピークを迎えます。

想定以上の過疎自治体なのです。ゆえに施策の取り組みの停滞は許されず具体的行動は急務と考えます。

「新しい風をおこす」と耳触りのよいフレーズだけでは地方創生の地域間競争には生き残れず、小規模自治体の行く末は、まさに消滅へと向かうしかありませんが、幸いにも﨏田町政で示された三つの柱の大部分は「きらり日野町創生戦略」と重なります。

求められるのは、公約、施政方針の具体的な施策とその実行力だと思います。

その一助になればと次の事項について質問いたします。

  1. 英語教育の考え方、進め方をたずねます。
  2. 保健・医療・福祉の充実とは、現行施策と比較して推進する具体策、福祉、医療、介護の人材確保の方法、専門人材の確保、定着のための奨学金制度の内容等を尋ねます。
  3. 6月補正では、どんな項目について肉付け(予算化)をされますか。

5中原 明

新町長の施政方針について

今回の選挙で両候補ともマニフェストは保健・医療・福祉の充実、教育・子育ての充実、産業振興支援と共通する公約の下に戦われた。 喫緊の要務とする重要課題であり、これをいかに具体化するか、課せられた責務は重く智恵と力が試される事でしょう。

町長は新しい風を起こし、古い時代に決別する新しい世界をみんなでつくろう、マンネリ化が表面化している、町政を刷新すると訴えられましたが、具体的にはどう取り組まれますか。

  1. マンネリ化の刷新を訴えられましたが、今までの町政は停滞していましたか。
  2. 財政再建、財政健全化、実質公債費比率14.9%、若者定住住宅建設、高速インターネット通信網整備、金持テラスひのオープン等、進行していますが、どう評価されていますか。

  3. 庁内機構改革に取り組まれますか。
  4. 人口減少により、自治体消滅の危機が言われ、自治体、職員の意識も仕事のあり方も変化していくと思われる。
  5. 事務事業評価制度を導入されませんか。

    数値目標を導入して達成度評価を数値で評価する。

    施策評価、政策評価、行政活動の三つのピラミッド型で行政実行評価システムを評価する事で職員の意識改革を促進して成果を出す課、担当職員が評価される時代だと思いますがいかがですか。

  6. 町の基本構想、基本計画、実施計画、年次計画が必要かと思います。
  7. 日野町基本総合計画審議会を設置して作成すべきものと思います。いかがですか。

6佐々木 求

公約と施策について

今後の町政運営は、基本は、選挙時の公約で行われることになるでしょうが、よくわからない点があるので、伺いたい。

  1. 「施策のスケールが小さい」旨の報道があったが、何を意味するのか。
  2. 今後の施策の大きなものは、具体的に何を考えておられるのか。
介護保険

今年度は、国保税と介護保険料それぞれ大幅な値上げが計画されている。

  1. 住民負担が大幅に増える基本的問題点をどのように考えているか。
  2. 住民の理解を得るためにどのように周知していくのか。
子育て支援

高校生の通学費助成について伺う。

  1. 米子への通学費の助成に周辺町村は動いている。

実施に向けた検討をする考えはないか。